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店舗兼住居のリノベーション(3)

  今年に入ってから工事が進められていた我が家のリノベーションですが、7月頃完成し(一部まだ建具など付いていませんが)生活をはじめて早2ヶ月ほど経ちました。 以前までの事務所・店舗とは見違えるような居住空間に変身し、快適に過ごせています。 リノベ前の状態がこちらです。 ↓ 店舗兼住居のリノベーション(1) 7月中旬には完成見学会を催し、多くのお客様にお越しいただいきました。 馴染みの方たちからは、店のあまりの変わり様に驚かれていましたがリノベーションの価値向上に少しでも貢献できたかなと思います。 この家の最大の特徴でもある土間サロン。 玄関からリビングに繋がる土間は、外と屋内を完全に遮断せず緩やかな連続性があって開放感を感じられます。 日中は南側に面した二つの大きなサッシから日差しが入るので室内はとても明るく、子供たちも庭で遊ぶ時は、いつもこの土間から飛び出していきます(笑) 当初からこの土間は希望だったので、やはり取り入れて良かったなと思います。 ブレース(筋交い)と太い柱はまさに以前までの店舗の名残り。 これは耐震構造上どうしても外せませんでしたが、かえってデザイン上のアクセントとなって良かったと思います。 LDKがひとつの空間にまとまる設計は、いまや当たり前になってきましたが、キッチンを正方形状のアイランドタイプにしたことで、動線により自由度が増しました。 玄関からのアプローチ。 奥の縦長フィックス窓は朝の日差しを明るく取り入れ、天井につけた間接照明は夜には雰囲気ある灯りを演出してくれます。 玄関を入って右側はシューズクローゼット。 玄関ドアは無垢材を希望だったので造作しました。 杉の羽目板を横張りにし、耐久性の高いキシラデコール(色:カスタニ)を塗装しています。 北米・北欧などの住宅はドアや外壁などに、レッドシダー(杉の仲間。日本の杉より赤みがあり、防水性が高い。)がよく使われていますが、なるべく国産材を使用したかったため、今回はこのような仕様にしました。 既存の建物の構造上制約ある中で間取りを計画するのは結構大変でしたが、建設会社の設計士さんやコーディネーターの方の的確なアドバイスのお陰で満足いく間取りに出来上がりました。 自分は家具製作のプロではあるものの、やはり住居全体の間取りやレイアウトに関しては、専門外であり、その道のプロの方たちとは経験も知識も違
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新作アイランドキッチン

この度、自宅のリフォームに伴い、新たにアイランド型のキッチンを設計、製作しました。  従来までのような細長い長方形ではなく、家族みんなで囲んで使えるような、正方形に近い形のキッチンです。   〔Island Kitchen〕 SIZE : W1530. D1200. H870 (mm)   素材:(ワークトップ) ステンレス ヘアーライン仕上げ (キャビネット部)オーク突き板材、栗無垢材、赤松無垢材、等 (ハンドル)真鍮鋳物 黒染 塗装:水性ウレタン塗装(中段:白木色)、(下段:ダークグレー色) シンクはシゲル工業製のスクウェア型シンク。 サポートプレートと、水切りプレートが2段に設置でき、シンク内のスペースを有効活用できます。 シンク下は2段の引き出し構造。 深さの浅い引き出しには包丁差しも収納できます。(包丁差しは付属していません) コンロ下は鍋やフライパン等高さのあるものを収納可能。(フライパンスタンドは付属しておりません) ボトム部にも引き出し収納を設置。あまり高さの無い小物類を収納できます。 側面部に食器洗い乾燥機を設置。 シンクで洗った食器類をそのまま食洗器に入れられ機能的です。 ボトム部にも引き出し収納。 アイランドキッチンに意外と忘れがちなのがコンセント。 ハンドミキサーや自動調理器など、いざ電源が必要な場合、コンセントが遠いと不便です。写真のコンセントはスライドカバー式で未使用時閉じておけばデザイン的にもすっきりします。 (完全な防水仕様ではないので水がかかってしまった場合は水気を拭き取り、完全に乾いてからご使用ください。) 背面の一部はへこみを設けてカウンターとしても使用可能。 普段はここへキッチンワゴンも収めておけます。 キッチンと同様の素材でカップボードも製作。 引出し面材はマットなグレー色でモダンな雰囲気に。 ハンドルは黒染め真鍮鋳物で、シンプルながらもクラフト的な素材感を感じられます。 今月18,19日にこちらのキッチンの見学会を催します。 展示会後は実物を見れなくなってしまうため、ぜひこの機会に足をお運びください。 日時:7/18-19 10:00-18:00 会場:弊社ショールーム内 予約制 メールまたはお電話ください。  Mail : chloros.nagano@gmail.com    TEL : 0265-79-3466  (

店舗兼住居のリノベーション(2)

さて、着々と進行中のわが家の工事ですが、だいぶ家らしくなってきました。 写真はリビングとなる場所、南向きの一番日当たりのよい場所です。 大工さん達も、このコロナ禍の中でも連日忙しく作業をしてくれて感謝しかないです。 キッチンスペース。 右側の太い柱は店舗の鉄骨ですが、これは建物の構造材なので外せません。 新築だったら、なぜこんなとこに柱が? ということは無いように自由に設計できるのですが、リフォームの場合はなかなかそうもいきません。 ただ、そういった既存の様々な制約がある中での住まいづくりは逆に個性があって楽しいんじゃないかとも思います。

TVボード スタディスペース

〔TVボード〕 SIZE : W2400  D380  H300 素材:クリ無垢材、(取っ手)ウォールナット、(中央扉)赤外線透過ガラス(ブラック) 金物:ソフトダウンステー 足がないので、すっきりとした視覚効果があります。 本体は壁に固定されていますが、施工には壁面内の下地補強工事が必要です。 こちらのお宅では、TVは壁掛けの為あまり問題はありませんが、耐荷重はあまり高くないので大型TVなど重量物はあまり置かないほうが良いでしょう。 TVの設置も含め施工が大変、耐荷重が乏しい、移動ができない等、色々と制限はありますがデザイン的な効果が高く、一度取り入れてみたい施工法だと思います。 〔スタディスペース〕 SIZE : W3050  D500  H2000 素材:クリ無垢材 金物:引出しレール(ソフトクローズ) お子様の学習スペース。 全長3m以上のカウンターデスクで広々と使用できます。 壁際のスリットは足元のパネルヒーターからの暖気が上へ抜けるためのもの。 照明器具も幕板で器具を隠しているため、インテリアの妨げになりません。

Flatseat Sofa

〔2seat sofa〕 size : W1600  D752  H660(SH350) 素材:(フレーム)クリ無垢材、スギ無垢材 クッション:(芯材)ウレタンクッション(生地)ラムース [シンコール] ベッドのようにクッション部をフラットにしたソファです。 あぐらをかいたり、寝そべったりしてもゆったりできるように、通常サイズより奥行の寸法を広めに設計しています。 クッションの張地は、お客様もとても悩まれたのですが、高級車シートにも使用される「ラムース」を選択されました。  スウェード調でとても肌触りが良く、通気性もよい為、夏場でもさらっとした使用感が快適です。

店舗兼住居のリノベーション(1)

私事ですが、子供達も大きくなってきて今までの住居が手狭になり、今まで当店の一部だった場所を住居スペースに改装する事になりました。 一時は新築に建て替える案もありましたが、鉄骨造り店舗の解体費が予想以上に高額だった為、大幅に予算を下げてリノベーションをする事になりました。 間取りは当初計画から、かなりの変更を余儀なくされましたが、結果こちらで正解だったかな、と思っています。 写真は新しく住居スペースとなる一角。 かつては所せましと婚礼箪笥やら食器棚やら、様々な大型家具が陳列されておりましたが、時代も移り変わってそうした既製品の需要も激減。 最近ではほぼ倉庫状態 & 子供たちの遊び場と化していて、 一時は精密部品の検品会社に賃貸でスペースを貸していた事もありました。 自分たちで壊せるところは可能な限り壊していきます。 おかげで解体費用も大幅にコストダウンできました。 外壁の部分は、専門業者の方たちが解体。 やはりプロの仕事は早く、数日で鉄骨のみとなりました。 しばらくの間、吹きさらしとなってしまうので、ちょっと見た目が悪いですがベニヤ板で塞いでおきます。 このあとは、いよいよ大工工事です。 工事を依頼した 建設会社についてですが、過去に民家等のリノベーションは経験あったものの、うちのように店舗から住居への工事例は経験が無いとのことでした。 しかし、ここの会社役員の方も、以前に実家の古い蔵を新築の半分ほどの予算でリノベーションをした経験があり、こういった事例は今後も増えるだろうと予想し、快く引き受けてくださいました。 防火法や工事の申請やらでいろいろと調整に時間を要しましたが、今後全国各地で民家に限らず、オフィスから倉庫や工場まで空き物件はどんどん増加の一途を辿ることでしょう。 その時に、空家が有効活用されず放置され続ければ、いずれゴーストタウン化を招きます。 様々な既存施設を需要に応じた用途変更が可能となるような法整備が空家対策には必要だろうなと思います。 大都市圏では、未だに新築高層マンションの建設が計画(コロナショックで今後は落ち込みが予想される)されていますが、価格が高騰し一般サラリーマン程度の収入では手が出せない物

TATAMI-Bench

薬局の待合所用に畳ベンチを製作。 樹種はクリ材です。 畳は、私の親戚(畳職人)による製作。 イグサの心地良い香りがします。 こちらの薬局オーナー様は以前にご自宅の家具も製作させて頂きました。 ご贔屓にさせて頂き本当に感謝です。